栄養の日~幼児のお口のこと
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
突然ですが『栄養の日』ってご存知ですか?
8月4日(8=エイと、・4=よん(う))の語呂合わせから来た「記念日協会公認」の日になっています。
日本栄養士会のサイトによると
『栄養の日・栄養週間」のテーマ設定は、世の中のトレンド、栄養政策、食べ方、栄養摂取に関連する体の機能などからなり、2024 年は、ライフステージごとの栄養課題に向き合う機会として“口”に着目、「口と栄養のおいしい関係」と題して実施します。』
と書いてあります。
つまり栄養とお口(歯科)は密接に関係していることを意味しています。
日本栄養士会では都内において市民公開講座を開催するとのことです。
興味のある方はぜひこちらのサイトをご覧ください。4年ぶりの対面開催の上、
協賛各社の試食・試飲もできるとのことです。
また、ここ横須賀には『横須賀地区栄養士連絡協議会』があります。
この協議会は三浦半島地区の栄養士が集まり、情報交換ならびに各種活動をおこなっている団体です。
職域が多種にわたり、病院、各種施設、学校、行政と幅広くなっています。
この横須賀地区栄養士連絡協議会のキャラクター↓が「さかえようじ君」といいます。
この「さかえようじ君」にちなみ、今回は幼児(ようじ)からのお口の管理についてご紹介します。
以前のブログでもご案内いたしましたが、幼児でのお口の管理できっかけになるのは健診になります。
1歳6か月健診、3歳6か月健診は市の健康福祉センター(市内4か所)にておこなっており、
受診券が横須賀市から送られてきます。(横須賀市在住の方のみ)
詳しくは横須賀市のサイトをご覧ください。
また、2歳6か月健診は当院で実施しており、同様に対象者家庭へ受診券が横須賀市から送られています。
これらの健診では以下の内容を診査していきます。
- 顎、顔面及び頭蓋の発達状況
- 歯列及び咬合の発育状況
- 口腔内の状況
- 口腔内にみられる疾病及び異常の有無
診査前に記入していただく問診票の内容と合わせて、適切な指導をおこなっています。
またHPP(低ホスファターゼ症)の早期発見のきっかけになる項目も含まれています。
HPPについてはこちらのサイトをご覧ください。
また小児(主に乳幼児)の気になるおくちの病気についてはこちらのコラムも併せてご覧ください。
健診をご希望の方は事前に当院へ電話でご予約ください。
健診当日は市から送付される受診券、母子健康手帳の持参をお願いします。
また事前に問診票の記入があるため、予約時間の10分ほど前にお越しください。
健診にかかる時間はおおむね30~45分程度です。
治療が必要な場合は、保険治療による歯科診療をおこないます。(健診日とは別の日で予約)
※「こども医療証」を取得されている場合、保険治療による自己負担金はかかりません。
※「こども医療証」は以前の「小児医療証」と同じ役割をするものですが、
1年ごとの更新から18歳になる年度末までの有効期限に変更となっております。
くわしくは、横須賀市のサイトをご確認ください。
なお、上記の健診はいずれも横須賀市民が対象となっています。
横須賀市以外の方でも(健診以外の)歯科診療を受診することができます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
体の成長が始まる幼児期から、歯や口のことを考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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神奈川県横須賀市若松町2-3板庄ビル2F
横須賀中央駅 徒歩 30秒
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