防災の日に考えたいお口の話
1923年(大正11年)9月1日、午前11時58分。
関東地方を襲った大地震。「関東大震災」から101年。
今年の元日に発生した能登半島地震から半年余りがたった今、改めて防災のこと、
そして防災にかかわるお口のことを考える機会にしていただきたいと思います。
※9月に入り、台風が日本に接近・上陸することが一番多い時期になってきました。
防災とともに減災のことも、頭の片隅においてお過ごしいただけたらと思います。
防災と聞いてまず思い浮かぶのは、非常用持ち出し袋の活用ではないでしょうか。
非常用持ち出し袋の中身としては主に以下のものが挙げられます。(参照サイトはこちら)
- 貴重品類(現金、通帳など)
- 非常食(備蓄食料、乾パン、アルファ化米、缶詰など)、飲料水
- 応急医薬品(絆創膏、傷薬、鎮痛剤、解熱剤など)
- 衣類(上着、下着、履物、タオルなど)
- 簡易(携帯)トイレ
- 懐中電灯、ラジオ、乾電池
- 生活用品(ライター、ろうそく、ナイフ、ビニール袋、軍手など)
- 家庭の事情にあわせて必要なもの(ほ乳瓶、おむつ、生理用品、予備メガネ、常備薬など)
- いつも飲んでいる薬とそのリスト(お薬手帳など)
上記の品目に加えて、ぜひ口腔のケアをおこなう道具を入れていただきたいと思います。
旅行などお出かけ用として、ドラッグストア等で販売されている格納型の歯ブラシや歯磨剤をおすすめします。
持ち出し袋の容量には限りがあり、重すぎても運ぶのが大変だったりします。
必要なものを可能な限り揃えたい中、格納型のケア用品はとても便利だと思います。
また、能登半島地震のように長期間水の使えない状態が続くと、通常の口腔のケアが難しい場合が生じてきます。
そこで歯磨剤の代わりに液体歯磨き剤の使用も有効であると考えます。
ふだんの生活から使用し、備蓄しておくことも効果的かと思います。
↓下記画像は日本小児歯科学会サイトより
今回紹介した内容をさらに詳しく知りたい方は、
上記画像にある日歯8020テレビ『災害時こそ大切!お口のケア』や
または横須賀市のサイト『災害時の口腔ケア』をご覧ください。
災害時であわてる前に、普段から使い慣れた道具・歯磨剤などをそろえておき、いざという時に備えたいですね。
当院では患者さん個人にあったケア用品をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
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